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【黒バス/虹赤】こどもあつかい
by 更新強化月間うえお
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(俺は虹村さんにとても大事にされているんだ。それでいいじゃないか。)

(だから……余計な事など考えなくていい。)

虹村の腕の中で、赤司は自分に言い聞かせるように、そればかりを繰り返し念じていた。




部活帰りの混雑する電車の中、虹村はいつも赤司を人混みから庇うように立つ。

赤司はとにかく目立つので、不特定多数の人間が集まる場所にいれば、ごく自然に視線を集めてしまう。
その中に、よからぬ視線が混じっている事は、珍しくもない。
赤司の顔や身体を舐めまわすように無遠慮な視線を浴びせてくる、好色そうなほろ酔いの中年男性は、虹村に威圧するような目で睨みつけられ、慌てて視線をそらした。
それに向けてゴミでも見るような氷点下の眼線を向けて舌打ちしつつも、虹村はますます赤司が人目に触れないよう、自身の身体で守るように覆う。

「……虹村さん、すみません。」
「いいって、気にすんな。」

赤司が恐縮したように謝ると、虹村は凶悪面を引っ込め、ニカッと笑ってみせた。

「だけど、毎日こんなふうにして頂いて……。」
「何だよ、恋人なんだから当たり前だろーが。」

虹村と赤司は、数か月前から恋人として交際している。
付き合い始めてからというもの、虹村は出来る限りこうやって赤司への男の視線を遮断する役目を買って出てくれている。


赤司は、見知らぬ男から性的な対象として見られることには、正直もう慣れっこになっていた。
自由時間など無いに等しい管理された小学校時代ですら、隙間を縫うように暗がりに連れ込まれ、何度も身体を触られ、危険な目に遭いかけた。
そのたびに慌てて追いかけてきて助け出してくれる護衛に、頼むから父には内緒にしてくれと何度も懇願したものだ。
中学に上がり、車での送迎を断った赤司は電車通学を始めたものの、あまりに何度も痴漢に遭うので、行きは空いている早朝の電車に乗るようにしていた。
家の者には、悟られてはならない事だった。
痴漢に遭った事が父親にバレれば、小学校の時のように護衛付きの送迎を強制され、やっと得た数少ない自由は剥奪されるだろう。それだけは嫌だった。
帰りの混雑は避けられないので、なるべく誰かと一緒に帰るようにしていたけれど、時間の都合で1人で帰らざるを得ない日もあった。
そんな日には、狙い澄ましたように痴漢行為をされた。
毎回違う男だった。
世の中にこんなにも沢山の変態がいるのかと、赤司はうんざりしてため息をついた。

そして赤司は、ただ黙ってされるがままになっている少年ではなかった。
いやらしい手つきで触って来る男の股間には、電車の揺れに乗じて偶然を装い強烈な膝蹴りをお見舞いする事にしていた。
あまりの衝撃に声も無くうずくまった相手に、「どうされましたか? ご気分でも悪いんですか?」と心配を装って近付きつつ、パスケースからスッと身分証を抜き取り、家に持ち帰ってからゆっくりと社会的に抹殺してやった。
そうやって対処しても次々と別の男に痴漢され、キリがなかった。
一体、自分からは何かそういった輩を惹き付けるような特殊な電波でも出ているのだろうかと、疑いたくもなった。
何度来ても返り討ちにする自信はあったものの、いい加減いつまで続くのだろうと憂鬱になっていたところに、虹村が護衛役を買って出てくれたのだ。

「赤司のこと、そんな目で見る奴は、俺が叩きのめしてやるから心配すんな。」

「何かあったらちゃんと俺に言えよ? お前そーゆーのすぐ誰にも相談しないで1人で解決しようとするから、心配なんだよなァ…。」

「そりゃ、おめーは1年のくせにしっかりしてるから、何でも1人で大丈夫とか思ってんだろーけど、こっちは心配すんの!」

「…俺とお前は、恋人同士なんだからな。」

そんなふうに言われたら、断ることは出来なかった。
恋人として、大切にしてくれる気持ちは、素直に嬉しかった。
自分は幸せ者だと、赤司は思う。
けれど。


――けれど赤司には、本当は、痴漢などよりもずっと切実に悩んでいる事があったのだ。



虹村は赤司を電車のドア横の壁際に立たせ、自分の身体で覆っている。
いわば“超接近型壁ドン”とでも言うべき状態だ。
この体勢で、ラッシュの混雑でぎゅうぎゅうと押されれば、必然的に2人の身体は密着することになる。
不可抗力とは言え、恋人と密着して制服の下の筋肉の形までも分かってしまう状態に、赤司はそわそわした。
しかも、ほのかに感じる虹村の匂いにずっと包まれている状態だ。
そして身長差があるとは言え、顔が近い。息がかかるくらいに。
いちど意識してしまうと、どんどん顔に血が集まってくる。
その上、自分が感じているのと同じように、虹村側にも自分の身体の形や匂いや吐息がダイレクトに伝わっているのだろうなと気付いてしまえば、恥ずかしすぎてのぼせてしまいそうだった。

(どうしよう、何だか頭がクラクラしてきた……。)

赤司は、顔のほてりを見られないようにそれとなく袖で隠しながらも、虹村がどんな顔をしているのかが気になって、チラリと見上げてみた。



虹村は、何でもないような、涼しい顔をしていた。

それを見て、赤司は急激にいたたまれないような気持ちになった。

(………虹村さんは、この状態に何も感じないのか………。)

虹村の冷静な顔を見ていたら、自分1人だけが変に意識していたのだと、思い知らされてしまった。

(身体が密着しているからと言って、恥ずかしがっているのは俺だけだったのか……。)

虹村にとっては、自分との密着状態など、気にするほどの事でもないのだ。
勝手に恥ずかしがっていた自分の独り相撲だった。
そう思うと、赤司はだんだん気分が落ち込んで来た。

こんな風に大切に守ってもらっているのに、頭の中でそんな事を考えているなんて、虹村に申し訳ないとは思う。
けれど、どうしても考えてしまうのだ。


(……やはり俺には、性的な魅力が足りないのだろうか。)



***



2人はいわゆる“清いおつきあい”をしている。
4月に赤司が入部し、5月に仲良くなり、6月に付き合い始め、それからもう数か月が経過した。
けれど虹村は赤司に対して、何もして来ない。
赤司がして欲しそうにすると、手をつないでくれたり、おでこやほっぺたに軽いキスをしてくれたりはする。
こちらからねだれば、ごくたまに、唇にそっと触れるだけのキスもしてくれる。
けれど、性を感じさせるような触れ方は、一度もされたことがない。
いつだって、そんな雰囲気になる前に、さらりと切り上げられてしまうのだ。

虹村は、人との接触を好まないタイプではない。
性的な意味を含まないただのスキンシップならば、むしろかなり激しい方だ。
赤司も毎日もみくちゃにされている。
事あるごとに頭をぐりぐりとなでられるし、ぬいぐるみのようにぎゅっと抱きつかれたりもする。
膝の上に乗せられたり、頬肉をぐにぐにと引っ張られたり、
「お前ほっそいなぁ。もっと食えよ」
などと腰周りの筋肉のつき具合を触って確かめられたり。

そのたびに、赤司はなんだかふわふわした心地になって、触れられたところから暖かくなって溶けてゆくように感じるのだ。
まるで自分がアイスクリームにでもなったかのように、錯覚する。
実際、冷たかった自分を溶かしているのだろう。
虹村にこんな風にされるまで、赤司は自分が人との接触を嬉しく思うという事すら、久しく忘れていたのだから。


だけど、それ以上には、決してすすまないのだ。

(ふつう、恋人同士というのはもっと、こう……詳しくは分からないが、えっちなことをするものではないのだろうか?)

赤司にとっては、これが初めてのお付き合いだ。
初めてゆえに分からない事だらけだけれど、「恋人同士は段階を踏んでえっちなことをするのだ」という知識くらいはある。
もちろん、全員が全員そうではないだろう。
セックスレスの恋人だって、実際かなりの数いるはずだ。
本人同士がそれでいいなら、いいと思う。

――けれど赤司は、虹村がセックスレス派ではない事を知っている。


虹村の噂は、けっこう頻繁に、赤司の耳に入って来る。
例えば、そう遠くない過去の武勇伝。

『虹村の奴、鬼みてーに強かったからな。とにかく凶暴だったけど、すげえモテてたよ。ヤンキーの世界なんて、見た目がよくて強い奴がモテるんだから、虹村なんかヒエラルキーのトップだったよな。』

『女なんて放っといてもわんさか寄って来るから、随分食い散らかしてたよ。……ああでも今はもう、そーゆーのきっぱりやめてると思うぜ。あくまでこれ、以前の話な。』

『今は全然女作んねーよな。バスケ一筋ってやつ? 真面目だよなー。』



別に過去の所業をほじくり返してどうこう言うつもりはない。
赤司にとっては、今の虹村が全てだ。
けれど、噂を聞くたびに、ある疑問が浮かんでしまうのだ。


(……そんなセックス三昧な生活をしていた人が、急にきっぱり禁欲なんか出来るものだろうか……?)


浮気を疑っているわけではない。
けれど、“もしかすると自分が足りないせいで、虹村に我慢を強いているのかもしれない”という疑念が、いつしか赤司を悩ませるようになっていた。

(虹村さんは、本当はやんちゃ時代みたいにめちゃくちゃセックスしまくりたいのに、俺が何も知らない未熟者だから、遠慮して言い出せないでいるんじゃないだろうか? あるいは、俺が普段あまりにも痴漢に狙われるから、男から性的な目で見られる事に嫌悪感を抱いているとでも思っているとか? そんなの、俺は虹村さんになら何をされても全然平気なのに……。)

自分のせいで、虹村に我慢をさせているかも知れない。
もしそうだとしたら、赤司には耐えがたいことだった。
恋人ならば、相手の性事情も考慮するべきだと、赤司は考える。
虹村が遠慮して言い出さずにいるのなら、その思いを汲んで、こちらから切り出すべきであろう。
それが、出来た嫁というものだ。
しかし、物事には順序がある。
いきなり「セックスしましょう」とダイレクトに切り込むのは、はばかられる。

(よし、まずは第一段階として、大人のキスがしたいと言ってみよう。)




「あの、虹村さん……、キス、して欲しいです……。」

早速放課後の誰もいない部室で、虹村の服のすそを掴んで引き止め、そう切り出してみた。
この時点で既に恥ずかしい。顔が赤くなる。

「あ? 何だよ急に。今日は甘えただなー? ほれ、こっち向け。」

赤司の突然のおねだりに虹村は破顔し、頭をがしがしと撫でてきた。
そのまま前髪をかき上げられ、あらわになった額にチュッと音を立ててキスをされた。

(違う。……いや、これだって嬉しいけれど、ドキドキするけれど、でも、そうではなくて。)

「あの、そうではなくて……口に、大人のキスをして欲しいんです。映画とかでよくある、唇を食べるみたいにしたり、舌を絡めるようなキスを……。」

言ってからどんどん恥ずかしくなってきて、赤司は真っ赤になって俯いてしまった。
こんなことをおねだりするなんて、はしたない。
けれど後悔はしていなかった。
この程度で躊躇などしていられないのだ。
大人のキスぐらい、早くクリアしなければいけない。
そして次には身体を触りっこし、最終的にはセックスまで到達しなければ。

虹村は、そんな赤司を少し驚いたように眺めた。

「………。」

「ダメ……ですか? って、痛!?」

「…ったく、何言ってんだこのマセガキが。お前にはまだ早えーよ。」

ため息をついてから、虹村は赤司の額に思い切りデコピンをした。
赤司は思いきり子ども扱いされた事がショックだったが、しかしめげてはいられないと持ち直した。

「じゃあ、いつなら早くないんですか? 具体的な日程もしくは条件を、提示してください。それをクリアするようつとめます。」

赤司は食い下がった。
期日や条件などを提示してもらえれば、その実現に向けて最短距離のプランを立て、実行するのみだ。
虹村は再びため息をつき、ぽつりと小声で
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[PR]pixivЛечить детей «Радуга черно -красный автобус»обновление, расширение ежемесячно после вашего이전 1 / 1 страница 다음(Получил мою деревню Радуга, был настолько важен для меня. Я не хорошо получается? )(Так. Я думаю, такие как дополнительные вещи. )Радуга деревня оружия, Ясунори, сам, так что неоднократно желая просто. В переполненном клуб возвращение поезд Радуга деревня стоит всегда держит Ясунори из толпы. Склад для неустановленное число людей, Ясунори во всяком случае, так что если сама природа всегда привлекают глаз. Не редкость вещь в перемежаются, озорной вид. Эротические настолько пьяный, перченой грубо выглядят Ясунори 舐memawasu лица и тела, как мужчины среднего возраста и блики на запугивание Радуга деревня, паника, предотвратить ее взгляд. 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それが、出来た嫁というものだ。
しかし、物事には順序がある。
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「あの、虹村さん……、キス、して欲しいです……。」

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この時点で既に恥ずかしい。顔が赤くなる。

「あ? 何だよ急に。今日は甘えただなー? ほれ、こっち向け。」

赤司の突然のおねだりに虹村は破顔し、頭をがしがしと撫でてきた。
そのまま前髪をかき上げられ、あらわになった額にチュッと音を立ててキスをされた。

(違う。……いや、これだって嬉しいけれど、ドキドキするけれど、でも、そうではなくて。)

「あの、そうではなくて……口に、大人のキスをして欲しいんです。映画とかでよくある、唇を食べるみたいにしたり、舌を絡めるようなキスを……。」

言ってからどんどん恥ずかしくなってきて、赤司は真っ赤になって俯いてしまった。
こんなことをおねだりするなんて、はしたない。
けれど後悔はしていなかった。
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そして次には身体を触りっこし、最終的にはセックスまで到達しなければ。

虹村は、そんな赤司を少し驚いたように眺めた。

「………。」

「ダメ……ですか? って、痛!?」

「…ったく、何言ってんだこのマセガキが。お前にはまだ早えーよ。」

ため息をついてから、虹村は赤司の額に思い切りデコピンをした。
赤司は思いきり子ども扱いされた事がショックだったが、しかしめげてはいられないと持ち直した。

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[черный автобус / радуга красный] детей манипулировать
by обновления укрепление месяцев вы
이 전 1 / 1, стр. 다 음


радуга Цунь (г - Я очень серьезно.Это не очень хорошо?)

(так...лишние вещи не учитывать) и т.д.

радуга в деревне руку, красного отдел себя убедить, просто неоднократно молился.




деятельность клуба вернулся в переполненный трамвай, радуга в деревне всегда красного отдел убежища из толпы, как станции.Короче говоря,

красного отдел заметным,Большинство людей собрались не конкретного места, то, естественно, собрались в глаз.
в котором Йори язык взгляда не забиты, вещи, ничего не редкость.
красного отдел лицо и тело как лизать набрать авторитетов взгляда, непристойных такой подвыпивший мужчина средних лет в деревне радуга принуждения, глаза были, поспешно отвернулся.
это на мусор, как подводка к замерзания под его губы, а также радуга в деревне все более красного отдел в люди не контакт глаз,Его тело, как охват защиты.

"...Г - н радуга в деревне, 对不起 ".
"Хорошо, не волнует".очень неловко

красного отдел извинения, радуга в деревне лукавого поверхности отказался, я Dhaka. и улыбнулся."но

, так мы каждый день...".
", что да, конечно, любовник да?".

радуга деревни и Красного отдел, несколько месяцев назад начал в качестве любителей общения.
начали встречаться,радуга в деревне является пока может такой человек для красного Отдела взгляда помешал задачи купил.Отдел


красного, Незнакомые мужчины с пола объект рассматривать, честно говоря, я уже привык.
свободного времени равняется начальной школы также не были управления эпохи, как разрыв был даже в темноте через это за были 込, несколько раз были трогать тело, опасных встретил.
каждый раз, когда пришел, чтобы спасти меня, поспешно преследовал охранник,Пожалуйста, отец неоднократно умолял конфиденциальности.
средней школы растет, машину водить отказался красного отдел трамвай в школу, но начали слишком много раз встречи сексуальный маньяк, поэтому, чтобы утром на пустой трамвай.
дома людей, чтобы люди не могут быть вещи.
сексуальный маньяк попал в то, что это за слова, отец кассир нойес начальной школе охранник придает трансфер принудительно лишенных свободы, наконец - то получил меньшинство.только это ненавижу.
вернулся хаос является неизбежным, так, насколько это возможно, и кто вместе вернуться, но потому, что время, один день тоже пришлось вернуться.
это ясно, как день, цели поведение был идиот.
каждый раз, когда разных мужчин.
в мире так много красного Отдела метаморфоза?, больной вздох.затем красного отдел

, просто молча был такой молодой.
мерзость жест трогать промежности для мужчин,
번역되고, 잠시 기다려주십시오..
 
다른 언어
번역 도구 지원: 갈리시아어, 구자라트어, 그리스어, 네덜란드어, 네팔어, 노르웨이어, 덴마크어, 독일어, 라오어, 라트비아어, 라틴어, 러시아어, 루마니아어, 룩셈부르크어, 리투아니아어, 마라티어, 마오리어, 마케도니아어, 말라가시어, 말라얄람어, 말레이어, 몰타어, 몽골어, 몽어, 미얀마어 (버마어), 바스크어, 베트남어, 벨라루스어, 벵골어, 보스니아어, 불가리아어, 사모아어, 세르비아어, 세부아노, 세소토어, 소말리아어, 쇼나어, 순다어, 스와힐리어, 스웨덴어, 스코틀랜드 게일어, 스페인어, 슬로바키아어, 슬로베니아어, 신디어, 신할라어, 아랍어, 아르메니아어, 아이슬란드어, 아이티 크리올어, 아일랜드어, 아제르바이잔어, 아프리칸스어, 알바니아어, 암하라어, 언어 감지, 에스토니아어, 에스페란토어, 영어, 오리야어, 요루바어, 우르두어, 우즈베크어, 우크라이나어, 웨일즈어, 위구르어, 이그보어, 이디시어, 이탈리아어, 인도네시아어, 일본어, 자바어, 조지아어, 줄루어, 중국어, 중국어 번체, 체와어, 체코어, 카자흐어, 카탈로니아어, 칸나다어, 코르시카어, 코사어, 쿠르드어, 크로아티아어, 크메르어, 클링곤어, 키냐르완다어, 키르기스어, 타갈로그어, 타밀어, 타지크어, 타타르어, 태국어, 터키어, 텔루구어, 투르크멘어, 파슈토어, 펀자브어, 페르시아어, 포르투갈어, 폴란드어, 프랑스어, 프리지아어, 핀란드어, 하와이어, 하우사어, 한국어, 헝가리어, 히브리어, 힌디어, 언어 번역.

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